住宅型有料老人ホームとは
食事や見守りなど、外部の在宅介護サービスを利用可能な有料老人ホームです。介護を受けるとき、介護サービス事業者を選択することができます。要介護度が高くなると、介護費用が高くなる場合があります。
有料老人ホームとは
老人福祉法第29条に規定されており、高齢者が入居し、入浴や排泄、食事や介護サービス等を提供する施設のことを言います。
民間事業者による運営のため、日常生活にかかる費用が全て自己負担となります。
主な対象者と費用
入居対象 |
自立 / 要支援 / 要介護 |
終身入居 |
○ |
入居金 |
0円~数千万円 |
月額利用料 |
12万~35万円程度 |
入居対象
自立 / 要支援 / 要介護
終身入居
○
入居金
0円~数千万円
月額利用料
12万~35万円程度
介護付き有料老人ホームと住宅型有料老人ホームの違い
介護を受ける場合、介護付き有料老人ホームでは施設付属の介護サービス、
住宅型有料老人ホームでは訪問介護を受けます。
施設付属と「訪問」の違いから、利用できる介護保険の上限額やサービスに若干の違いがあります。
要介護の低い場合、できる事はできるだけご自分でされたい方には
住宅型が比較的適していると言う事ができます。
介護付き、住宅型共に敷地内に病院が併設されている施設も多く
どちらが手厚い医療・介護を受けられるかと言うと、施設によって判断は変わってきます。
その他の生活のサポートやレクリエーション、クラブ活動なども
やはり施設によりますが、介護付き、住宅型ともに充実している施設も多いので
詳細は各施設にお問い合わせください。
住宅型有料老人ホームとサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の違い
この二つの施設では、住居は高齢者の住みやすい居住空間として提供され、
介護を受けたい場合は外部に依頼して、訪問介護等を受ける、といったシステムで
サービスの運営はとてもよく似ています。
あくまでも「賃貸住宅」であるサ高住では、入居に要する初期費用は敷金に当たるので、
退去時には基本的に返却されます。管轄も通常の賃貸住宅と同じく国土交通省が担当しています。
一方、住宅型有料老人ホームは厚生労働省の管轄ですので、
年1回の監査が義務付けられていますが、賃貸住宅であるサ高住には現在監査がありません。
大きな違いは以上のような点ですが、実際のサービス、住みやすさ等は施設によって異なりますので
もし気になる施設がありましたら実際に見学に赴き、
その施設の雰囲気や経営方針などで判断されるのが良いでしょう。
参照:サービス付き高齢者向け住宅とは
住宅型有料老人ホームの入居にかかる費用
下記料金はあくまで目安です。入居金・居住費・食費・その他生活費が別途必要になります。
正確な金額は各事業所にお問い合わせください。ここに記載の料金は、参考価格です。
介護サービス費(特定施設入居者生活介護 認定なしの場合)
要支援1 |
要支援2 |
要介護1 |
要介護2 |
要介護3 |
要介護4 |
要介護5 |
50,030円 |
104,730円 |
166,920円 |
196,160円 |
269,310円 |
308,060円 |
360,650円 |
5,003円 |
10,473円 |
16,692円 |
19,616円 |
26,931円 |
30,806円 |
36,065円 |
要支援1 |
50,030円 |
5,003円 |
要支援2 |
104,730円 |
10,473円 |
要介護1 |
166,920円 |
16,692円 |
要介護2 |
196,160円 |
19,616円 |
要介護3 |
269,310円 |
26,931円 |
要介護4 |
308,060円 |
30,806円 |
要介護5 |
360,650円 |
36,065円 |
※限度額満額利用の場合の金額です。
※医療・介護一括法(地域医療介護総合確保推進法)の成立により、収入が一定額以上の人は2割または3割負担となります。
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